キャンプに何回か行くと、新しい道具がほしくなってきますね。キャンプナイフは、焚き付け用のブッシュクラフトを作ったり、薪をバトニングしたり、袋やヒモを切ったりと様々な用途に使えます。
しかし、キャンプナイフは種類が様々でどんなものを選んでいいか迷ってしまいがちです。そんな、キャンプナイフ選びで迷っている方に「モーラナイフ コンパニオン」をご紹介。今回は、実際に使ってみた体験談をお伝えします。
モーラナイフとは

モーラナイフはスウェーデン生まれのナイフブランドになります。創業125周年を迎えた、老舗ナイフブランドです。実は、スウェーデンの周辺は、地理的にとても良質な鋼鉄がとれることもあり、頑丈で質の良いナイフを安価で作れるのです。
今回は、その中の一つのシリーズ「コンパニオン」を買ってみたので、レビューします。
「モーラナイフ コンパニオン」のスペック
「モーラナイフ コンパニオン」のスペックは以下の通りです

柄素材 | ラバー |
刃素材 | ステンレススチール |
刃長 | 約104mm |
全長 | 約219mm |
刃厚 | 約2.5mm |
重量 | 約84g(ナイフのみの重量) |
持ってみた感想としては、とにかく軽いです。100gにも満たないので、本当に持ち運びにも便利です。大きさも以下の画像くらいです。2Lペットボトルより小さい感じです。コンパクトなので、ポケットにもしまえます。

初心者の時に、初めてのキャンプナイフで「モーラナイフ コンパニオン」を購入しました。現在は1年弱使ったことになります。今も、現役で使っておりとても満足しています。今回は、1年使ってみてキャンプで役に立った時を説明したいと思います。
「モーラナイフ コンパニオン」が初心者におすすめなわけ
値段が安いうえに壊れにくい

1番の魅力は、手が出しやすい価格と壊れにくさ。公式サイトでは、定価2090円(税込)で買うことができます。初めてのナイフだと、少し高いものを買いたくもなりますが、ほとんどのキャンプの作業はこれ一本でできるのでほとんど問題ないです。
また、素材のステンレススチール(ステンレス鋼)はキッチンの包丁などにも使われており、濡れても錆びづらいのが最大の特徴です。そのため、水辺や汚れにも強く、外で使う分には申し分ないです。太い薪のバトニング(薪わり)だと壊れたという話も聞きますが、今現在1年使っていますが、問題なく使えています。
薪割りやフェザースティック、調理など幅広く使える

キャンプナイフでできることの代表的なものが、薪割りとフェザースティックです。「モーラナイフコンパニオン」は、安価ですが、どちらも行うことができます。ただ、他の製品に比べると刃の厚さは薄いため、あまりにも太い薪を割るのはやめたほうが無難です。
私がよく使うことが多いのがソロキャンプでの調理の場面です。「ちょっと野菜切りたいな」「この袋開けづらいな」と思った時に、かゆいところに手がどとくかのように、色々な用途に使えてとても便利です。
モーラナイフの研ぎ方
ナイフを使ってくると、気になってくるのが刃こぼれですね。頻繁に研ぐことは必要ないですが、シーズンが終わった後や、刃こぼれが気になり始めたら、研ぐことが大切になります。よくおすすめとされているのが、砥石を使った研ぎ方です。
しかし、私はできるだけ楽をしたい派。そんな時に、見つけたのが革砥(ストロップ)を使ったやり方です。

やり方はとても簡単です。革砥(ストロップ)を購入したら、研磨剤を皮に塗ります。そして、
写真のようにナイフを押し当てて、なでるように擦ります。

これだけで、切れ味が良くなります。砥石を使ったやり方もありますが、場所をとってしまい大変ですよね。革砥(ストロップ)なら、全長43cmほどで場所も取りません。キャンプへ持っていくこともできるのでぜひ試してみてください。
「モーラナイフ コンパニオン」は初めてのアウトドアナイフにもってこい
モーラナイフは使っている人も多いブランドのため、メンテナンスや販売をしているお店が多いのもメリットの一つです。ずっと、大切に長く使うと愛情が湧いてきますよね。この値段で、それだけ長く使えるもの「モーラナイフ コンパニオン」のメリットの一つです。アウトドア屋さんで是非見てみてくださいね。