【冬シュラフ 2022年】冬キャンプにおすすめのシュラフ5選｜最強寝袋のナンガ、モンベルは初心者でも安心

冬真っ只中で今年は雪も多く、雪中キャンプを計画している人も多いのではないでしょうか？冬キャンプでは、ストーブを持ち込むなどいかに寒さ対策を万全にするかがポイントです。中でも、必需品であるシュラフの性能は重要！そこで今回は、シュラフの選び方や冬キャンプにおすすめのシュラフをご紹介します。

冬キャンプでの睡眠はシュラフ次第！

冬キャンプや冬の車中泊で眠れるかどうかは、シュラフにかかっています！せっかくの楽しいキャンプも睡眠不足だと楽しさが半減してしまいますよね。眠れぬまま過ごす冬の夜は長くて厳しいもの。

そんな思いをしないためにも、寒さが厳しい冬キャンプでは夏以上にシュラフ選びが重要です。厳しい寒さに耐えうる性能を備えたシュラフを持参しましょう！

シュラフを選ぶ際のポイント

シュラフによって形や素材、対応している温度が異なります。ポイントを抑えて、使用するシーンや季節に合ったものを選ぶことが大切です。

形を選ぶ

シュラフには、布団のような「封筒型」と頭まですっぽりと覆う「マミー型」があります。封筒は布団のような感覚で入ることができ、ゆったりとした使用感が特徴です。ファミリーキャンプを楽しむ人にも、子どもと一緒に眠れるのでおすすめ◎

一方で、マミー型は頭まですっぽりと覆い、密着度が高いため封筒型よりも優れた保温性が特徴です。封筒型に比べると窮屈さを感じますが、ブランドによっては伸縮性の高いシュラフもあるため、快適に眠れますよ。

素材を選ぶ

シュラフの中綿の素材には「化繊」と「ダウン」の2種類あり、それぞれ異なる特徴を持っています。化繊は、水に濡れても保温力が落ちにくいといったメリットがあるため、テント内が結露しやすい冬キャンプでも安心。しかし、その一方でダウンに比べると重くてかさばることがデメリットです。

対してダウンは、保温性の高さと軽くて携帯性に優れることがメリットです。しかし、水に弱く一度濡れると保温力が低下するため、シュラフカバーを使用して濡れないように注意しましょう。最近では、シュラフの外側がゴアテックス（防水性・防風性・透湿性・耐久性に優れた素材）になっているモデルも登場しています。

コンフォート温度をチェック

シュラフには各メーカーの基準に基づいて、コンフォート温度（快適温度）やリミット温度（下限温度）が表示されています。しかし、リミット温度は「一般的な成人男性が体を丸めた状態で8時間眠れる温度」と定義されているため、リミット温度で選ぶと寒くて眠れないことも。

寒さの感じ方は人それぞれですが、女性や特に寒がりな人は使用する季節に応じてコンフォート温度を目安に選ぶと安心です。

冬キャンプにおすすめのシュラフ5選

モンベル『ダウンハガー800＃1』

シュラフの定番ともいえるモンベルのダウンハガーシリーズ。独自のスーパースパイラルストレッチシステムを採用した生地は伸縮性が高く、マミー型とは思えぬ寝心地の良さを実現しています。寝返りのしやすさはもちろん、シュラフの中で着替える際もストレスを感じないほど。また、R/ZIPとL/ZIPをジッパーでつなげることも可能です。

モンベル『シームレスダウンハガー900＃1』

ダウンハガーが進化して誕生したシームレスダウンハガーシリーズ。伸縮性の高さなど寝心地の良さはそのままに、特徴的なのは、内部の仕切りを取り払うことでダウンの偏りを防ぐ構造と防水性の高さです。縫目にシームテープを施すことで内部に水が浸入するのを防いでくれるため、シュラフカバーも不要。結露の多い冬キャンプに最適です。

ナンガ『オーロラライト 600DX』

ダウンといえばナンガというほど日本を代表するダウン製品メーカーが作るシュラフは、お値段は張るものの品質の高さから、多くのアウトドア愛好家から支持されています。オーロラライトは、オーロラテック採用でシュラフカバーが不要です。台形ボックスキルト構造で保温性も高く、約1㎏と携帯しやすい軽さも魅力。ツーリングキャンプなどにもおすすめです。

イスカ『スーパースノートレック1500』

ナンガと同じく高品質なシュラフが定評のイスカ。冬のオートキャンプや車中泊であれば、化繊の中綿で濡れに強いスーパースノートレックがおすすめです。重量はあるものの、保温性は折り紙つき。重さを気にしないキャンプスタイルで、寒がりな人に最適なモデルです。コスパの良さも魅力◎

ニーモ『ディスコ15』

人間の睡眠時の体勢に着目した形状が特徴的なニーモのシュラフ。ディスコ15は、ニーモ独自のスプーンシェイプが採用されているため、ゆったりとした寝心地で寝相が悪い人でも快適に眠れます。中綿には撥水加工済の軽量ダウン、生地には最先端の軽量素材を採用しており、バランスの取れたモデルです。ウィメンズモデルもあり、メンズモデルと連携可能です。

寒さ対策にはマットも重要

寒さを乗り越えるためにはシュラフ選びも重要ですが、同じくらい大切なのがマットです。マットは地面からの冷気が体に伝わるのを防ぐ重要な役割を果たすため、断熱材が入ったマットを選んだり、銀マットと併用したりとマットも工夫しましょう。また、コットを使用して地面から一定の距離を確保するのも、寒さ対策として有効ですよ。

高性能なシュラフで寒い夜を乗り切ろう

高性能なシュラフと合わせてマットやコットを工夫することで、寒い冬キャンプの夜も快適に過ごすことが可能です。冬キャンプを経験すれば、キャンパーとしてもきっとレベルアップできるはず。夏とはまた違ったキャンプを体験してみてくださいね。