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【バンライフ】#4:ついに日本一周の旅に出発!栃木県(宇都宮市、日光市)・群馬県(桐生市)

バンライフ 日本一周出発 車中泊/バンライフ
車中泊/バンライフ

バンライフで日本一周をする大学生クリエイター集団「VAN TRIGGER(バントリガー)」さんの連載企画。いよいよ日本一周の旅がスタートしました!今回は、初めてのバンライフとイベントの様子をお伝えいただきます。

記事中画像提供:VAN TRIGGER

バンライフ 日本一周ついに出発!

2020年9月7日、VAN TRIGGERのバンライフ日本一周がついに始まった。

コロナウイルスの影響で海外への渡航を断念、そしてここ数ヶ月は地元に引きこもっていた僕らは旅が始まるこのゾクゾク感を噛み締めている!

どんな旅になるのか、どんな出会いがあるのか。4月からの5ヶ月間、毎日準備してきた分ワクワクが止まらない。

8時、起きると外は大雨

九州を襲った台風の影響か東京でも大雨だった。

流石にこの雨の中の出発は気分的に良くないので、晴れてからの出発にしそれまでは車内の最終調整を行うことにした。

一度荷物を積んでみたらこの有様。

初めてのバンライフと言う事もあり、何を持ってけば良いか分からず荷物が多くなり過ぎた。

いくらバンとはいえ、3人分の荷物となるとここまでになる。

みんなで話し合いながら断捨離をすることにした。

断捨離の結果、車内はすっきりした。

16時、ついに晴れたので出発!!

地元を離れる時は毎回寂しくなるが、今回は皆、ワクワクが上回りすごく前向きな気分のまま出発!

まず向かったのは埼玉県、草加

いつも応援してくれる友だちへバンを見せ、出発の報告をしてきた。

これまで沢山の方々に応援してもらったので、バンで報告に行くのはすごく楽しみだ。

別れ際、チェキで写真を撮った。

僕らはチェキを持ってきており、全国で知り合った方々とチェキを撮り、某有名恋愛バラエティ「あい◯り」のようにバンの車内に思い出を貼っていく。

友だちと別れた後、バンライフ初となる車中泊をするため、車中泊スポットを探した。

すごくちなみになのが、探してる途中、信号でバンを止めると、隣車線に某外国人タレントがいて、少しハッピーな気分になった!

そして車中泊ができる場所に到着した。

初日なので何もかも初だが、バンライフ初のご飯を作った。

とりあえず、フライパンでご飯を炊いた。実は僕らが持ってきた特大炊飯器が使えなく、炊けなかったのでフライパンへ変更したのだ。

意外だったのは、フライパンでご飯を炊くと早いし、炊飯器で炊くのと同じくらい美味しい!

そしてレトルトカレーを湯煎しようとしたが、フライパン以外沸かせる道具を持ってきていないのに気付き、断念する事に。

韓国海苔と鶏そぼろをご飯にかけて食べた!

これがめちゃくちゃうまい!やはり食の幸せは食べるものではなく、場所や雰囲気によって決まる物だと思った!

そう考えると、何を食べても毎日幸せなんだと感じた。

今日は多くのハプニングがあったが、小さな幸せも多く、これからがより楽しみになった。

初めての車内泊であったが、ぐっすりと眠る事ができた。バンに3人で寝るのも辛くはなく、むしろ快適だった。

ちなみに僕らはソファーベッドに2人が寝る。そして、もう一人は車内にハンモックをかけて2人の上に寝ている。

車内のハンモックはどのバンライファーもやっていないので、3人ともしっかり睡眠できるかが不安だったが、問題はないようだ。

朝起きるとすぐさま作業に取り掛かる。

バンを前にベンチとテーブルを置いての作業は快適そのものである。

狭い家で作業をしていた分、ノンストレスで作業を出来るのが良い。

僕らはYouTubeの編集、動画編集の仕事、記事の作成などの作業をすることが多いので、日本の大自然がこれからの作業スペースになっていく。

これもバンライフの魅力の1つだと思う。

栃木県 宇都宮市、日光市

作業を終えて向かったのは栃木県

車を走らせていると、宇都宮が近くにあったので、宇都宮餃子を食べにいくことにした。

宇都宮餃子館 健太餃子さんで食べた。

やっぱり宇都宮の餃子は美味しい!

宇都宮には多くの餃子屋さんがあるので食べ比べもおもしろそうである。

宇都宮餃子館 -

餃子を完食し、栃木のお目当て日光へ向かう事にした。

東京出身である僕(オズ)にとったらすごく懐かしい場所である。

東京の小学生は6年生になるとほとんどの学校で日光へ修学旅行へ行く。

それももう、12年前の事である。さっぱり覚えていないが、修学旅行といえば日光というイメージがあるから懐かしさを感じる。

まずは日光東照宮

日光東照宮とは日光東照宮とは1617年に徳川家康を神格化し主祭神として祀られた神社で、最強のパワースポットとしても有名な場所である。

ジダイ、シュウトは初めてだったのですごく興味を持っていた。

入場料は1300円。

中に入り左側に出てくるのがあの有名な見ざる、聞かざる、言わざるである。

日光東照宮の神厩舎に掘られている。

意味はもう忘れていたが説明文を見てみると、

なるほど!

幼いうちは、純真で周囲の影響を受けやすいから、悪い影響を受けないようにし、良いものだけを取り入れるようにするという意味らしい。

もう何年も来てないと忘れてしまうものだ。

そして見えてきた!

何回見ても美しく、そしてゴージャスだ。

ちなみにこの建物の真正面が最強のパワースポットであるとテレビで見た事がある。

一応僕らもそこに立ちパワーを感じた。

近くに行くとより圧倒される。

細かすぎる細工。そして金ピカでよりパワーを感じる。

こんなに凄い建物を1年5ヶ月で建築してしまうところにより日本の凄さを感じる。

奥に進むと本殿があり、その本殿にも有名なものがある。

眠り猫である。

すごく小さく、気づかない人もいるが、徳川家康の墓へと続く門で番をしていることで有名である。

眠り猫を潜ると徳川家康の墓へと続く道が出てくるが、ここがすごく神秘的でおすすめのスポットだ。

苔と杉の木がすごく良い味を出している。マイナスイオンを感じるすごくきれいな空間だ。

そして出てきたのが徳川家康の墓。

戦国武将や歴史上の人物のお墓には何個か訪れたことはあるが、何か異彩を放っている。

なんだがボス感がある!

入り口に戻りつつ、すごくきれいな日光東照宮でクリエイターたちはスイッチオン!

動画撮影や写真撮影をする事に。

夕暮れ時ということもあり、すごくきれいな瞬間を沢山撮影する事が出来た。

日光東照宮を出ると辺りはもう真っ暗だ。

車中泊をするため日光にある大きな湖、中禅寺湖に向かった。

本日はレトルトカレーだ。

食後は車内でリモートワークを行う。

次の日、目覚めてバンを出ると絶景が広がっている。

目の前には中禅寺湖。

中禅寺湖

右側には男体山。

男体山

バンライフの魅力ってこれこれ!

目覚めた瞬間、毎日違う景色が広がっているのだ。

この幸せはバンライフをしないと決して味わえない。

それとこんな絶景を目にしたら目覚めがすごく良い!毎朝のたのしみだ!

次に、車を走らせ向かったのは華厳の滝

華厳の滝はなんと落差97メートル。毎秒3トンもの水が落ちる。

毎秒3トンと言われてもどれくらい凄いのかはわからないが、日本三大瀑布に入るほど大きな滝である。

入場料は570円。

まずはエレベーターで100メートル下がる。長いトンネルを抜けると目の前に滝が広がる。

バンライフ 華厳の滝

これは凄い!

僕(オズ)は何度か来たことはあったけど、「こんな凄かったっけ」と思うほど感動した。

滝の落差はもちろん、岩と緑のコントラストがより雰囲気を生む。

「これは日本か?」と思ってしまうほどである。

展望台まで水しぶきが飛んできて、灼熱の今の時期には心地よい。

そして華厳の滝には多くの修学旅行がいた。みんな目をキラキラさせて、景色を多くの友だちと共有している。すごく楽しそうだ。

そしてこれはそれぞれ海外、国内で一人旅を多く経験してきた僕らも同じである。

一人旅では絶景、感動などを共有出来ないことが多い。

しかし、今回のバンライフ日本一周は3人旅である。毎日の小さな幸せから、絶景を目にした時の感動。全てを仲間と共に分かち合える

バンライフ 華厳の滝

あー幸せだ。

その後はまた作業へ。

先程も述べたが、僕らは旅の中でYouTube編集、動画編集の仕事、記事作成などをしていく。

そう!ワーケーションも1つのテーマとなる。

ワーケーションとは、旅をして【休暇】をとりながら、訪れた観光地やリゾート地で【労働】、つまりお仕事をすること。

僕らがバンライフを発信していく上でキーポイントとなるものでもある。

車を走らせ、Wi-Fi、コンセントが使用出来て作業が行えるレストランへ向かった。

やはり実際に家や会社のように決まった場所で作業を毎日やるより、毎日場所を変え、新たな空間で作業をすることはおすすめだ。

甘えるものはなく、違った風景と場所で作業を行うことで、集中できるし、効率も上がる。

だからこそワーケーションがコロナウイルス流行後注目されてきたのだと思う。

「この生活を半年も続けたらもう就職なんて出来なくなっちゃうね」なんて話すこともあるくらいだ。

結局この日は15時から21時半まで作業を行った。

群馬県 桐生市

翌日は栃木県日光市から2時間ほど車で走り、群馬県桐生市へ向かった。

群馬県桐生市では僕らのバンライフ日本一周始まってから初めてのイベントがある。

「VAN TRIGGER バンライフ日本一周出発会」

そう!僕らは出発会を開いたのだ。

出発会を開いた目的は2つある。

1、僕たちの活動目的を伝えたかった

SNSを含め、活動目的を周りに伝えていなかった。

僕たちはただ旅をしたいわけではない。

今の時期だからこそ、それぞれ多くの経験をしてきたからこそ。

大きな目標、目的を持って今回の活動に挑む。

なので、僕たちの活動目的を大いに伝えられる場を用意したかった。

2、若年層へバンライフの魅力を伝えたかった。

バンライフの年齢層はすごく高い。30代からというイメージがある。

バンライフを推進する某企業でも若者層への発信に力を入れるほど若年層のバンライファーはすごく少ない。

要因として上げられるのが、経済的な理由である。

時間は正直、学生も社会人も夏休みなどの長期休みを除けばそこまで変わらない。

ではなぜ若年層バンライファーが増えないのかと言うと、経済的な理由だろう。

バンライフは車が不可欠となるので経済的に余裕のない学生にとっては難しいのだ。

そして継続的な収入を得られるかどうかも大きい。

社会人となればリモートワーク化が進んでいることもあり、パソコンひとつでワーケーションという形でバンライフを出来る人も多いが、大学生となると継続的な収入を作ることを出来る人はやはり少ない。

まとめると、やはり経済的余裕がないとハードルが高いのが、若年層バンライファーが増えていかない理由だ。

なので若者バンライファーの現状やバンライフの楽しさを伝えていき、バンライフの魅力を伝える必要があった。

これらを大きな舞台で伝えるために出発会と言う形でイベントを開きたかったのである。

そしてこの出発会を開くにあたって協力してくれたのが群馬県桐生市にあるアウトドアショップ「Purveyors」さんだ。

Purveyors
Just a moment...

店舗は元々鉄鋼工場であったものを改装して開放的な空間になっている。全国を旅しながら厳選したローカルアウトドアショップの商品が並べられている。

Purveyors

配置にもこだわり、すごくおしゃれな空間になっている。

Purveyors

こんなおしゃれな空間を僕らVAN TRIGGERに場所提供をしていただいたのだ。

VAN TRIGGERとPurveyorsさんの出会いは2020年6月下旬の事である。

VAN TRIGGERは、ただ自分たちだけが満足するような旅ではなく、友達や親、そして企業を巻き込み、大きな関わりを持って活動していきたいと言う目標があった。

そこでVAN TRIGGERとして、初めて企業様にご連絡させていただいたのがPurveyorsさんだった。

ご連絡をさせてもらった理由は1つ。僕たちが知っている、また訪れたことがあるアウトドアショップの中で1番おしゃれで印象的だったからである。

初めて連絡をさせてもらったこともあり、絶対に返事なんて来ないと思っていた。

しかし早々に「旅人を応援しますよ。」とすごく嬉しい言葉が返ってきた。

その瞬間、僕たちはすごい驚いた。まさか自分たちの活動に賛同してくれる企業がいるなんて思ってもいなかったからである。

そこから何度もお話をさせていただき、2020年9月12日にVAN TRIGGER バンライフ日本一周出発会を開くことになった。

イベントの主旨は下記の通りである。

  1. VAN TRIGGERの活動詳細の説明
  2. 若者バンライファーの実情
  3. 桐生市のPR

1つ目の「VAN TRIGGERの活動詳細の説明」は、先程述べたように、僕らの活動がどのようなものなのか、どんな生活をしていくかを発信した。

2つ目の「若年層バンライファーの実情」では、25歳以下で若年者バンライファーとして発信を行っている僕ら以外の2人組を招待し、若年層バンライファーとして対話式トークを行い、若年層バンライファーの実情などを発信することとなった。

その2組を紹介したい。

フリー芝

ノスケ【VANLIFE×TRAVEL】
【このチャンネルで発信してること】 ・バンの改装 ・バンライフ ・車内紹介 ・車中泊の様子 ・旅 ・...

幼馴染2人組のバンライファーで年齢は21歳と23歳。「少年心を忘れない」をテーマに軽バンでバンライフを行っている。

現在は中断中ではあるが、来年4月より大型バンを購入し、よりグレードアップしたバンでバンライフを続行する。またリモートワークで継続的な収入を得るため、動画作成などを勉強中である。

22歳のバンライフ・ヒロト

22歳のバンライフ
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

山形県の田舎出身の22歳。「知らない場所を求めて放浪中」

彼はバンライフを1年以上行なっている。日本一周と掲げてバンライフを始めたのは約3週間だが、スノーボーダーとしてスポンサーを受けるほどの実力を持ち、スノーボードをするために約1年間バンライフを続けていた。

田舎出身ということもあり、自然が大好きである。

また知らない場所を求めるため、訪れる場所はネットで調べず、地元の人におすすめスポットを聞いた上で訪れる場所を決めている。

そんな2組を招待し、3組で対話式トークを行い、若年層バンライフを伝えていくこととなった。

そして3つ目の「桐生市のPR」は、2020年9月10日からの二日間を通してPurveyorsさんに桐生市をガイドしていただき、桐生市の観光スポットや観光施設を訪れて桐生市のPR動画を撮影してイベント当日に流すこととなった。

僕たちの活動目的の一つである、地方PR動画を撮影し全国発信すると言うものも叶えていただけることになったのだ。

桐生市巡り

イベント当日に流す桐生市のPR動画を作成するため、イベント前2日間を通して桐生市を巡った。

Purveyorsさんは桐生市の中でも発信力を持つお店なので顔が広く、多くの観光施設や飲食店などを紹介していただいた。

Purveyorsさんの従業員2人も僕らと同行してもらったのでより地元の人ならではの詳しい話やおすすめスポットを教えていただけたのですごく良い動画を作れると確信した。

まず訪れたのが、桐生が岡公園だ。

この公園はただの公園ではなく、入場料無料の動物園と遊園地がある。

しかし、無料だからと言って舐めてはいけない!

まず動物園は30種類以上の動物が飼育されており、ライオン、キリン、ペンギンやフラミンゴなどがいたり、ふれあいコーナーや小さな水族館もある。

園内は広々としていて、「これが本当に無料なのか」と思ってしまうほど立派な動物園だった。

この動物園は地元の人に愛されており、家族連れがすごく多かったり、小学生の頃はよく遠足などで足を運ぶ機会が多かったらしい。

遊園地の方もすごい!観覧車やバイキングなど小規模ではあるが入場料無料は驚いた。

それに丘の上にあるので観覧車や園内周遊モノレールに乗ると桐生市を一望出来るのですごくおすすめである。

次に向かったのは、ひもかわうどんを食べれる「しみずや」さん

ひもかわうどんとは桐生市のご当地グルメで、麺が一反木綿のように横幅がすごく大きい。

今回は桐生市のご当地グルメとして有名なひもかわうどんを撮影するためしみずやさんにご協力させていただいた。

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しみずやさんは群馬県産にこだわり、小麦粉、水、野菜など群馬県で採れたものを使っている。

特に桐生市のお水は本当に綺麗で、しみずやさんのようにうどんに使ったり、Purveyorsさんのようにクラフトビールに桐生市の水を使っていたりする。川が綺麗な桐生市の水は重宝されているらしい。

しみずやさんの店主清水さんはすごく気さくな方で、うどんについてたくさん教えていただいたり、うどんを作る過程を実際に厨房に入れていただき撮影をさせていただいた。

そしてうどんが出来あがった!

すごく美味しそうである!

ひもかわうどんはすごくもちもちしていて食べ応えがすごくあるので何回でも食べたいと思った。

他にもシンプルなうどん、抹茶入りのうどん、カレーうどんなど種類は多くあった。

しみずやさんご協力ありがとうございました。

次に梅田源流林へ向かった。

桐生市街地から車で20分から30分行くと、桐生の大自然が広がっている。

先程述べたように綺麗な川があったり、滝があったり、キャンプ地としても有名であり、外国人も多く足を運ぶ。

実際に川に入ってみると透明度はすごく高く、キンキンに冷えている。

湧水も飲んでみたがすごく美味しい!

そして晴れてはいなく少し肌寒かったが川へダイブもした!めちゃくちゃ気持ちよかった!

梅田源流林でも多くの撮影をこなし今日の撮影は終了した。

市街地へ戻り河原で就寝。

バンライフ 。ハンモックで就寝。

朝、目覚めると僕たちの様子を見た人たちが声をかけてくれお話をした。また差し入れで朝ごはんを持ってきてくれたり、旅の良さを感じた朝だった。

まだまだ風当たりが厳しい中ではあるが、こうして自分たちへ興味を持ってもらい話すことができるのは嬉しい。

そんな気持ちをかかえながら今日も桐生市を撮影する。

まず向かったのは大川美術館

大川美術館

公益財団法人大川美術館は、桐生市出身の大川栄二が約40年にわたって収集した日本・海外の作家のコレクションが所蔵されている。

http://okawamuseum.jp/
群馬県桐生市の大川美術館です。

西欧絵画をメインに多くの作品があった。

中にはピカソの作品まである。

大川美術館

そして今回のメインとなるのが織物芸術家新井淳一さんの展示。

新井淳一さんは1932年にこの桐生市に生まれた。家が織物業であったことにより織物の世界へ入る。そして新しい加工を施し、織物業界に改革をもたらした人物。

中に入ると想像を超える量の織物が展示されている。

織物芸術家新井淳一さんの展示
織物芸術家新井淳一さんの展示

見てわかるように見たことがない柄が多い。ラメを施し、光をつけたりと新しい加工技術で桐生市の織物文化に大きく貢献したそうだ。

美術館は3人とも久しぶりに来たが、多くの魅力的な作品を見たり、作品から伝わる筆者の意図を汲み取ろうと必死になっていた!

もちろん大川美術館も撮影に協力していただいた。普段は撮影禁止なのでご注意下さい。

次に向かったのは、桐生市のローカルフード、そしてソールフードである花パン

古松屋の花パン

花パンとは桐生天満宮の梅紋の形をし、小麦粉、水、砂糖などシンプルな材料で作られ、素朴で懐かしさを感じる味わいをした駄菓子である。

花パンは170年前に生まれ、古い歴史をもっている。僕たちが撮影協力をしていただいた小松屋さんは130年もの歴史を持つ。

古松屋の花パン

実際に食べてみると本当に懐かしさを感じる味で美味しかった!

桐生市 小松屋 花ぱん
桐生市本町の元祖花ぱん小松屋です。

桐生市民は小さい頃からおやつとして食べているそうだ。

こうして桐生市巡り、PR動画撮影は終了した。

僕たちの撮影に協力していただいた多くの方々、本当にありがとうございました!

バンライフ日本一周出発会を開催

そして2020年9月12日、イベント当日になった。

朝からイベント会場の設置を始める。

僕らのバンをお店の中に入れ、普段のバンライフを彷彿させるような展示デザインにした。

イベント自体は13時からのスタートだったが、Purveyorsさん自体は11時からの開店だったので、イベントまでの2時間はブースのように開き、お客様に見てもらって僕らの活動を聞いてもらったり、実際にバンに乗ってもらったりした。

僕たち目当てにお店に来てくれた人もいたり、友達がわざわざ群馬まで僕らに会いに来てくれた。

ここ数ヶ月コロナウイルスの影響でイベントは疎か、人と交流し、話すことさえ難しかったので、やはりオフラインで目と目を合わせて会話する楽しさを感じる事ができた。

そして13時イベントが始まった。

今回のイベントは会場に来てくれた人はもちろん、インスタライブにて同時公開をして、たくさんの方々が見れるようにした。

まずは僕らの活動詳細の説明。

Purveyorsさんはもちろん、他にも僕たちにご協賛をしていただいた企業様も見ていたので少し緊張はしたものの会場の雰囲気も暖かく気持ちよく話す事ができた。

また前回の記事でも説明した通り、僕らのバンは1ヶ月もの時間を掛けて、多くの工夫をしたので、バンの紹介をしたり、普段どのように食事、睡眠、また日中はどのように暮らしているのかなど、僕たちの生活も詳しく話した。

実際に来てくれた友だちやご協賛をいただいた企業の方々には、僕たちの活動や生活にすごく興味を抱いてもらい、嬉しいお言葉ももらえた。

次に若年層バンライファー2組と対話式トークをした。

MCに議題を振ってもらい、それについて僕たちが答えるという形式で進める。