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【バンライフ】#9:鹿と泊まれるキャンプ場|阿寒湖畔キャンプ場 北海道(摩周湖・和琴温泉・阿寒湖)

バンライフ 阿寒湖湖畔キャンプ場 車中泊/バンライフ
車中泊/バンライフ

バンライフで日本一周をする大学生クリエイター集団「VAN TRIGGER(バントリガー)」さんの連載企画。引き続き、北海道の湖をめぐる旅は続きます。

記事中画像提供:VAN TRIGGER

今回は前回に引き続き北海道のバンライフ!

帯広を抜けて道東をバンライフしていく。

そして北海道をバンライフして1週間がすぎ、バンライファーの多さや、観光スポットの多さなどから北海道が日本のバンライフの聖地だと僕らは感じてきた。

日本一の透明度を誇る摩周湖へ

ナイタイ高原牧場という日本一の広さを誇る牧場を後にし、日本一の透明度をほこる湖の摩周湖へ向かった。

ナイタイ高原牧場からは約3時間。

到着した頃にはもう当たりは真っ暗だった。

そして標高も少し高く、風があったので気温は4度まで落ちた。

北海道へ来てからやはり肌寒さは感じていた。マウンテンパーカーを着れば全然暖かかったが、今日はパーカーの上にマウンテンパーカーを着てさらにパーカーを被っても寒かった。

まだ9月なのにここまで寒いとこの先5ヶ月ほど続くバンライフが不安だ。。。

そんな寒い中、嬉しいこともあった。

星がめちゃくちゃ綺麗だったのだ。

正直北海道に来てからはそこまで天気も良くなかったり、満月だったりと星があまり見えていなかった。

しかし今日は満月ではあったもののすごく晴れていたし、摩周湖の星の数が凄かったので綺麗に見れた。

ボーッとしてると流れ星も見れた。

久しぶりに星を見れたのは嬉しかった。

寒くはなるが星が綺麗な季節になってくと思うと悪くはない。

今日は流石に寒かったので車内で調理し、寝袋にくるまってすぐに寝た。

朝起きるとそこには絶景が広がっていた。

これが摩周湖だ。

透明度が日本で一番高く、なんと世界でもバイカル湖に次いで2番目に透明度が高い。

平均で15メートルから30メートル。

過去の計測で最高41メートルもの透明度を記録したそうだ。

摩周湖の水の色は「摩周ブルー」とまで言われる。

そしてアイヌの言葉で「カムイ・トー(神の湖)」とも言われている。

僕たちが昨夜車中泊した場所は摩周第一展望台

【住所】〒088-3200 北海道川上郡弟子屈町字弟子屈原野

日中は一回500円の駐車代がかかるが、夜から朝までは無料開放されている。

眺めがすごく良いのでおすすめである。

摩周湖の反対側の眺めも良い。

摩周湖は雲海も有名!

朝早く起きるとこんな絶景も観れる。

雲海ってそんな簡単に見れるものじゃないのでより感動する。

摩周第一展望台を後にして、もう一つ眺めがいいと評判の摩周湖第三展望台へ向かった。

摩周湖第三展望台からの眺めはより摩周湖の真ん前から見れるのでより開放感がある!

摩周ブルーも綺麗だ。

摩周湖はカルデラ湖で周囲が山々に囲われている点も見どころだ。

僕たちはこの先も含めて北海道のバンライフ中に多くの湖に訪れたのだが、格別に綺麗でよかったので是非訪れてほしい。

旅人おすすめ絶景の野湯、和琴温泉へ

摩周湖を後にして向かったのが屈斜路湖(くっしゃろこ)に面する和琴温泉だ。

この温泉、実は無料の露天風呂なのだ。

僕たちのバンライフにおいてネックだったのが入浴費。

一度温泉に行けば500円から800円ほどかかってくるので、毎日なんて入っていられない笑

それでも1ヶ月で入浴費は1万円近くいってしまうので毎日毎日安いところを探していた。

だがここは無料!

しかも絶景を目にしながら入れるのだ。

これは本当に旅人、バンライファーのみならず最高だ!

ちなみに、北海道には無料温泉とされる野湯が多くあり、野湯巡りをする人も多いという。

【住所】〒088-3341 北海道川上郡弟子屈町字屈斜路湖畔和琴

302 Found

とりあえず屈斜路湖に到着した。

無料駐車場から歩くこと10分ほどで和琴温泉は現れる。

それにしても屈斜路湖の水はすごく綺麗だ。

温泉が混じってるのかそこまで冷たくもないのでギリギリ泳げそうな感じだ。

そして到着!

これが無料温泉の和琴温泉!

屈斜路湖を眺められるし、温度も44度くらいなので全然入れる!

藻が少し生えているのであまり動いてはいけない。

景色も温度も最高だ。これが無料だなんて本当にありがたい!むしろお金払って入る温泉なんかよりも全然いい!

旅人、バンライファーには節約にも観光にもなるので是非おすすめだ。

アイヌ文化を学べる街、アイヌコタン

その後向かったのは阿寒湖。

僕たちは湖が大好きだ。

静かな雰囲気に、湖を囲うように自然が広がっているのが素敵で毎日のように湖がチェックポイントになる。

阿寒湖周辺に到着し、アイヌコタンへ向かった。

アイヌコタンとはアイヌの街をイメージして作られた所で、アイヌ民族の暮らしがわかる美術館を始め、アイヌ民族のグッズが買えるお店や、食事ができる場所だ。

アイヌ民族は17世紀より北海道を中心に繁栄した民族で、狩猟採集や独自の言葉、文様などとても興味深い文化を持っている。現在でもアイヌの血を受け継ぐ者は1万人を超えるらしい。

僕たちは、「アイヌ」という言葉を知ってはいたが実際にどんな文化を持ち、どんな暮らしをしていたかは詳しく知らなかったので、アイヌコタンへ訪れることを決めた。

【住所】〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉四丁目7-19

阿寒湖アイヌコタン
阿寒湖アイヌコタンの公式サイトです。

実際にアイヌコタンへ入ってみると、アイヌの文様を用いた建物が目に止まる。

アイヌの文様は魔除けの呪術の意味が込められてるいるらしく、男女ともにこの文様の技術を磨いていたらしい。

アイヌコタンにあるお店の多くが、この文様を用いた織物製品やアクセサリーを取り扱っていた。

またアイヌコタンには至る所にフクロウがいたり、アクセサリーにもフクロウのデザインが多いのだが、アイヌ民族にとってはフクロウがカムイ(神)である。

またアイヌの文化の中には、熊も神的象徴となっていて子熊を大人になるまで育てるというものもある。

ちなみにカムイ(神)のように、アイヌ語は現在の北海道にも多く目にする場面がある。

それが地名や場所の名前だ。

北海道を車で走っているとカタカナの地名を多く目にする。

このようにアイヌ語は現在でも多くみる場面があり、とても面白い。

その他にも入れ墨の文化や細工など、アイヌの文化は多く、そして興味深いものばかりなので実際にアイヌコタンには訪れてみてもらいたい。

鹿と泊まれる阿寒湖畔キャンプ場

アイヌコタンから徒歩5分のところには阿寒湖唯一のキャンプ場がある。

今日はその阿寒湖畔キャンプ場にてキャンプをすることにした。

【住所】〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉五丁目

阿寒湖畔キャンプ場は現在無料開放している。

公式ホームページには

大人(高校生以上)・・・・630円

小学生、中学生・・・・・315円

と掲載されているが、現在は無料開放されており事務所等も閉鎖されておる。

【阿寒湖畔キャンプ場公式ホームページ】

運営者情報
運営者情報 パパ活bes お問い合わせ info@bes.or.jp

阿寒湖畔キャンプ場は無料にも関わらず設備面がすごくよかった。

トイレ、炊事場はすごく綺麗にされており、そして足湯もある。

僕たちは普段は焚き火の周りでぐだぐだしているが足湯にずーっといた。

そしてここのキャンプ場を僕たちが気に入ったのは「鹿と泊まれる」というところ。

どういうことかと言うと、キャンプ場内に鹿がウロウロしているのだ。

かわいい!

そして近くに行くと意外と大きい。

僕たちは北海道に来てから、鹿を嫌というほど見てきた!

山道を運転していると道の脇には鹿がよくいる。たまに鹿が道路を塞いでしまうこともある。

東京都出身の僕(オズ)や名古屋出身のジダイなんかははじめは鹿がいるだけで大興奮だったがもうさすがに車内からみる鹿は飽き飽きしていた。

だがここまで近くで生身で見るとやはり興奮してしまう。

良いことなのか悪いことなのかわからないが、すごく人に慣れていて全く逃げないので、より可愛く見える。

そして食べ物を外に置いていてもこの鹿は全く襲ってこないので一安心。

だが、気をつけないといけないのはキツネだ。

鹿もそうだが、北海道にはキツネが山ほどいる!僕たちが北海道に来てからもう100匹はゆうに見てると思う。

これまた東京都出身の僕(オズ)にとったら、こんなにキツネがいることに本当に驚いている。

東京都で言う野生のネコぐらいいると思う。

いやもっといる!

そしてキツネに気をつけないといけない理由は、エキノコックス症という病になる可能性があるからだ。

多包条虫という寄生虫が腸の中にいて噛まれたり舐められたりすると死まで陥る可能性もあるので、もちろんキツネには触らないこと。

そして食べ物や食器などを外に置いといて食べられたり舐められたりするだけでも本当に危険なので気をつけないといけない。

ちなみにシュウトは車中泊中に靴を外に置いていて、多分であるがキツネに持っていかれ、すごく遠くの場所で見つかったことがあった。この事例も北海道では多いらしいので気をつけよう。

キャンプに話は戻って、この日も順調に設置完了だ。

キャンプに椅子とテーブルがあると嬉しい。

なぜなら僕たちはテーブルを持ってきていないからだ。

というかお金なくて買うのを諦めた。

なのでこのようにテーブルあると助かる。

だが椅子だけは特上のもの!

キャンパーなら憧れる3種類の椅子がある。

1つ目は、NATAL DESIGNのカーミットチェアのKermit Chair WALNUT Camoというものだ。

【Kermit Chair WALNUT Camo】

http://natal.shop-pro.jp/?pid=141154954

カーミットチェアとは、1人のバイカーによって発明され、バイク旅でも持ち運びやすい絶景になっている。少し低めの椅子でキャンプ中はもちろん家の中に置く家具としても注目を集めている。

ちなみに、カーミットチェアはいろんなメーカーから出ているがNATAL DESIGNのカーミットチェアは販売してもすぐに品切れ状態になるほど人気でレアなものになっている。

本当に座り易くて特に僕(オズ)がお気に入りだ。

バンライフに出る前から家で作業をする時に使っていた。

2つ目は、これまたNATAL DESIGNから発売されているヘリノックスとのコラボ商品のSUNSET CHAIR ND1というもの。

【SUNSET CHAIR ND1】

【抽選販売】SUNSET CHAIR ND2 - NATAL DESIGN ONLINE SHOP
アパレルブランド「natal design」のオフィシャルオンラインショップ。

僕たちのものはヘリノックスの中でもロングバックタイプで頭までもたれることができるのが特徴だ。

そして椅子とドリンクが触れ合わないように椅子の後ろ部分にドリンクホルダーがあるのも工夫されていて良い所だ。

ヘリノックスはキャンパーならはよく聞く名前だと思うが、座り心地に命をかけた椅子で、よくフェスなどに行くと多くの人が使っている。

3つ目がOUTPUT LIFEのFOLDING SOFA

OD. FRAME-LIMITED EDITION-《ORIGINAL Ver.》というもの。

【FOLDING SOFAOD. FRAME-LIMITED EDITION-《ORIGINAL Ver.》】

OUTPUT LIFE x Peregrine Furniture FOLDING SOFA -LIMITED EDITION-| OUTPUT LIFE

長椅子で、たくさん椅子を出さなくてもこれ一つあれば良いし、友だちなどがきた際にも大活躍だ。

これが僕たちが使っている椅子なのだが、キャンプ中は座っていることも多いのでこのように自分に合った椅子があるとリラックス出来ておすすめだ。

最近、「アウトドアギア」という言葉にも変化が出てきていて、「中なら外へ、外から中へ」というようにアウトドアギアが家具として使うというのが流行している。

1つ目のカーミットチェアを僕はバンライフが始まる前は家の中で家具としていたように外でも中でも使えるアウトドアギアが注目されている。

僕たちがキャンプというのがライフスタイルとしてあるように、アウトドアギアも週末のみ使うものから家具へと移行しているのだ。

この日は早めにキャンプ場について設置をしたので、夜になってご飯を作るまでは、それぞれ車の中やテントの中、足湯などで作業を進めた。

バンライフで3人組となるとやはりプライベートの時間は無いに等しい。だが、このように車内やテントなどそれぞれの空間を作り出すこともできるので、嬉しい。

とはいえ苦しい時もある笑

夜になり焚き火をし、焚き火を利用をして焼き鳥を焼いた。

この日はスーパーで焼き鳥が安かったので、たくさん買い。あとはレトルトのカレーにした。

焼き鳥を焼くのに使ったのはホットサンドメーカーだ。

ホットサンドメーカーは某キャンパーがこれ一つでいろんな料理を作ることで有名になった。

実際にパンを焼いたり、手の込んだ料理もこれ一つで作れる!

焼き鳥も両面焼くのに転がさなくても、ホットサンドメーカーをひっくり返すだけで大丈夫なので楽、そして圧をかけてくれるので焼き時間も短縮できる。

そして洗うのも簡単で、すぐに油汚れやカピカピになった焦げなども取れる優れものだ。

良い焼き加減になった。

キャンプするなら欠かせないというほど役立つので是非使ってみて欲しい。

値段も2000円以下で買えるのでお得だ。

ここのキャンプ場は割と人も多く、足湯にいた時に話しかけてくれた夫婦や、ドイツの方で自転車で日本一周している人など多くの交流もあったので楽しかった。

この設備や環境があり無料というのも貧乏旅をしている僕たちには本当に嬉しい。

それにしても北海道は無料キャンプ場が多い。

湖の周りには必ずと言って良いほど無料のところがあったり、適当に「ここら辺で寝るか」なんて感じで向かった場所にも無料のキャンプがよくある。

東京都の多摩地区に僕(オズ)はよくキャンプをしに行くが無料のところなんてほぼないし、あったとしても炊事場がなかったりもする。

その点、北海道は最高だ。

~第10回に続く~

VAN TRIGGER(バントリガー)
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車を中心に生活しながら旅をするバンライフで日本一周をする大学生クリエイター集団。バンライフを通して、日本の観光業界の復活、新しいライフスタイルの発信、同世代の背中を押す活動を行っている。