気が付けば、空気がぐっと冷え込んできましたね。
冬キャンプシーズンの到来に向けて、そろそろ準備を始めている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「今年こそは新しいストーブを買いたい!次はどんなストーブにしようかな?」
「初めての冬キャンプに向けてレトロかわいい石油ストーブを探している」
という人に向けて、冬キャンプの必需品「石油ストーブ」の大人気商品10選をご紹介します!
石油ストーブの魅力
石油ストーブの暖かい炎は、冬のキャンプ場で冷えた身体を芯から温めてくれます。
エアコンと違って、空気が乾燥しないところもうれしいですね。
また、石油ストーブは電源が不要なので、電源サイトのキャンプ場なら電気カーペットと併用すればさらに温かく過ごすことができますよ。
反射式と対流式のちがい
石油ストーブには「反射式」と「対流式」があります。
反射式
ストーブ中央に設置された燃焼筒の熱が周囲に反射板に伝わり、熱を反射することでストーブ正面を中心に温めます。
小さめのテントですぐに温まりたい人や、キャンプ場の静けさを堪能したい人におすすめです。
対流式
ストーブの上部に暖気が昇り、対流して空間全体を温めます。
広いテントやリビングなど、空間全体をまんべんなく温めたいときにおすすめです。
取っ手付きで持ち運びしやすいのも対流式石油ストーブの魅力。エコストーブファンを使えば、部屋全体に素早く暖気を巡らせることができますよ。
選ぶときのポイント
石油ストーブを選ぶときに見るべきポイントをチェックしておきましょう。
サイズが合っているか確認する
石油ストーブは、レトロでかわいいデザインのものが多く、選ぶときもつい見た目を重視しがち。
でも、うっかりサイズが合わないものを買ってしまうと、いざ使ったときに
「サイズが小さすぎて温まらなかった」
「サイズが大きすぎて部屋の中が狭くなってしまった」
という残念な結果になりかねません。
石油ストーブのサイズは畳数で表示されているので、使用する空間の広さに対応しているか確認してから購入しましょう。
安全面もチェックする
キャンプ場は、地面が凸凹している場所もあります。
ストーブに水平器や自動消火装置がついていれば、安心して使うことができますね。
安全面に配慮した装備が整っているかどうかも、選ぶときの大事なチェックポイントです。
冬キャンプにおすすめな石油ストーブ10選!
PASECO(パセコ)対流型 石油ストーブ WKH-3100G
PASECO(パセコ)は韓国の老舗メーカーであり、2021年に日本上陸しました。
見た目がかわいく高性能な上、お値段も一万円台でとてもリーズナブルな大人気商品です。
別売りの専用収納バッグに入れれば、持ち運びもラクチンですよ。
フジカ ハイペットKSP-229-21C-J2型
重量5.5kgと軽量。着火にはマッチやライターを使用します。
安心の日本製で、標高3,000mでも使用OKというタフさ。また、芯交換すれば20年以上でも使えて耐久性もバッチリです。
移動中、燃料が漏れる心配もほぼありません。
反射板付きタイプも販売されており、すぐに温まりたい人にはおすすめです。
スノーピーク グローストーブ KH-100BK
シンプルなデザインなので「snow peak」のロゴに存在感があります。キャンプギアとの相性も抜群です!
価格は比較的高めですが、場所を選ばず使えて耐久性も高く安心ですよ。
トヨトミ 対流形石油ストーブレインボー RB-250-W
ガラス円筒により、七色の炎が優しく空間を照らします。値段も約3万円とリーズナブル。
色はホワイトのほか、限定品のファインピンクがあります。どちらもデザイン性が高く、女性キャンパーに人気のある商品です。
2重タンク構造で、運搬時の燃料漏れを防いでくれます。
トヨトミ 対流型石油ストーブ RL-251
まるでランタンのようなデザインで、空間を優しく照らしながら温めます。
七色の炎がきれいなレインボーランタン仕様。キャンプギアとの相性も良く、冬キャンプを演出するにはもってこいの1台です。
天井部分に傘のような反射板がついているため、足元が明るく見えやすいですよ。
トヨトミ 対流型石油ストーブ GEAR MISSION RR-GE25
キャンプギアとの相性をとことん追求したデザイン。
「濃すぎないオリーブカラーと七色の炎がかっこいい!」と評判のストーブです。電子点火機能搭載で点火も簡単。
購入後1年間、メーカー保証付きです。
アルパカストーブコンパクト TS-77JS-C
大きめハンドルが付いているので、持ち運びがとてもラクです。
火力が強く、暖まりながら調理もできるので使い勝手◎。キャンパーの人気を集めています。
サイズが小さめで場所を取らず、レトロなデザインが素敵ですよ。
アラジン 切タイマー付 石油ストーブ CAP-U288
クラシックで可愛らしいデザインの反射式石油ストーブです。
こちらはストーブの上部からも熱を放出する仕様で、部屋全体を暖められます。
切タイマー付きなので、タイマーをセットすれば消し忘れの心配がなく安心ですね。
アラジン ブルーフレームヒーター BF3911
「ブルーフレームヒーター」といえば、アラジンを代表するロングセラー商品です。
「ブルーフレーム」の名前の由来である青い炎が特徴で「見ていると心が落ち着く」と評判◎。
付属品として専用の芯クリーナーと布カバーが付いています。
※替芯は別売りです。
コロナ ポータブル石油ストーブ SL-5121
安心の日本製で、グッドデザイン賞受賞。価格も3万円未満とお手頃です。
広いテントやコテージも、まるごと温めることができます。
安全に使用するための注意点
石油ストーブを使用する際は、こまめにテントを開け閉めするなどの換気を行い、一酸化炭素中毒に注意しましょう。一酸化炭素警報器を設置して、安全には十分に配慮してください。
燃料漏れを防ぐ仕様のストーブは増えていますが、安全のことを考えるなら燃料補給は現地でおこなうのが理想的です。
持ち運びの際は、なるべく燃料タンクを満タンにしないようにしましょう。