ロゴスのツーリングドゥーブルテントは、高い機能を持っていて、オールラウンド仕様のテントです。
- 燃焼性生地の使用で、火の粉が付着しても燃え上がる心配がない
- 耐水圧も十分で、雨天でも使用可能
- UVカット加工で紫外線カットができ、断熱効果もあり
- 撥水加工ありで、汚れにくい
- 初心者にもやさしい、簡単設営
といった、精度の高いテントです。
今回は、ロゴスの「ツーリングドゥーブル・DUO-BJ」についてご紹介していきます。
画像出典:筆者
テントの設営方法、居住性を確認していきましょう
ツーリングドゥーブルデュオテント は、前文でも説明した通り、設営が簡単という特徴があります。
設営方法の他に、サイズ、居住性についても、画像、動画でわかりやすく解説していきますので、ぜひご参考にしてみてください。
設営方法
設営はとても簡単で、おおよそ10分くらいで、慣れれば5分くらいでできます。
他メーカーと比較しても手間がかからない印象です。
収納ケースの中には、
- フライシート
- インナーテントと折りたたみフレーム
その他、付属品のペグ13本と、プラスチックハンマーになります。
グランドシートについて
インナーテントの下に敷く、「グランドシート」は、別途購入になります。
こちらの上記画像に敷いているグランドシートは、インナーテントに合わせたサイズ(約幅190cm×奥行120cm)になります。
こちらも、ロゴスの商品に販売されておりますので、合わせてご購入されることをおすすめします。
手順については、動画が一番わかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
【動画参照】
設営時の注意点ですが、設営時に使う、上記画像のインナーテント4箇所に、付属品のペグを打ち付けていくのですが、ハンマーで強くたたいてしまうと、すぐに曲がってしまいます。
数回設営しただけで、ほとんどのペグが曲がっていましました。
そして、付属でついているハンマーですが、柄の素材がプラスチック製のため、扱いにくい面があります。
地面が硬かったりする設営地だと、ハンマー自体が軽量な分、打ちにくく、ペグ自体が全く打ち込めなかったりします。
よって、ペグとハンマーにおいては、別途購入をおすすめします。
収納サイズ
ツーリングというだけあって、バイクキャンパーさん使用になっているコンパクトな印象です。
こちらのテントの特徴は、前室と室内の居住性を重視したテントになります。
結論から言うと、それだけ居住性を重視すると広く使える分、少し大きいサイズになります。
大きさは、「幅65cm×奥行16cm×高さ16cm」と、重量も約5㎏と少し重たい印象です。
車キャンパーさんだと重量は気にならないくらいのサイズですが、バイク、徒歩となるとテント以外のギアの持ち込みが少量になるのがデメリットです。
ツーリングドゥーブルデュオを使用する際は、持ち運びを想定した利用をおすすめします。
テントサイズと居住性について
前室
テントサイズは、
- サイズ:(約)幅385×奥行220×高さ140cm
- インナーサイズ:(約)幅210×奥行140×高さ125cm
となっています。
インナーテントがかなり広く、2人分のスペースが確保されているため、就寝時も圧迫感もなく、過ごすことが可能です。
前室においても、一人分の居住スペースだと十分な広さですし、テーブル、ギア、ランタンなど前室スペースで、楽々収まります。
前室は、ポールを使用することキャンパーさんも多いですが、別売りになっているため、ぜひ、購入することをおすすめします。
テント全面が大きく張り出す設計のため、ツーリングの際も、前室には自転車やバイクの駐車が可能です。
ポールの長さで言うと、約170cmのものが理想です。
そして、上記画像は、前室を閉めた状態になります。
ここでポイントなのが、前室を閉めても、頭を下げずに椅子に座ることのできるスペースの広さにあります。
雨の日でも、こうやって前室を閉めることにより、雨除けはもちろん、プライベート空間として、楽しむことができます。
寝室(インナーテントの中)
インナーテントの中は、デュオというだけあって、2人分の就寝スペースは、問題なくあります。
ソロキャンプで、この広さがあれば、有意義に過ごせます。
下に就寝用に、ロゴスのインフレーターマットを敷いているのですが、サイズがピッタリなのが、お分かりいただけると思います。
テント中は、足を延ばせるスペースはもちろん、 シングルサイズ並みの大きさはありますので、寝返りも打てますし、気持ちよく就寝できます。
2人分の広いスペースがありますので、隣に荷物を置くことも可能です。
インナーテントの中には、両側に大きな窓があり、通気性を良くする、メッシュ素材にもなります。
そして、テント上部にはランタンフックもありますので、夜も有意義に過ごすことができます。
ツーリングドゥーブルは、どんな気候でも使用できる!?
キャンプにおいて、最も気になるところが、様々な気候に対応できる、テントの設計が気になるところです。
その特徴について、ご説明します。
冬にも対応可能な設計!!
冬のキャンプで求める条件としては、何といっても防寒性が重要です。
- ストーブを前室における
- スカートがある(外冷気を防げます)
- 通気口がある
- 前室がある
- 焚火で暖をとるスペースがあり、火の粉に強い素材(難燃性バルキーポリタフタ)である
ことなど、冬のキャンプにおける防寒性の条件を、上記すべてクリアしていることから、最適と言えます。
雨のときはタープがなくても問題なし
ロゴスツーリングドゥーブルの特徴と言えば、大きいタープがあることで、前室が広いというところです。
そして、ポールを使用することで、雨をしのぐには、十分の広さをもっています。
雨天キャンプになると、ほとんどのキャンパーさんはタープを使用したりと、設営に時間がかかってしまうのが難点と言えます。
ソロキャンプだと、タープ設営は、荷物が増える分のもそうですし、負担が大きいという印象を受ける方がほとんどです。
ロゴスツーリングドゥーブルだと、タープが付属していて、ポールさえあれば、設営が簡単にできるという点では、申し分ないテントです。
デメリットについて
どんなテントでもデメリットは、付いて回るものです。
ツーリングドゥーブルテントは、メリット性の高い商品で、間違いはありませんが、参考程度でご紹介します。
ペグとハンマー
前文でも説明させていただきましたが、ペグとハンマーは別途購入をおすすめします。
ペグとハンマーの機能性が低いことで、設営時間がかかりましたし、ペグが曲がったりもしました。
ペグとハンマーを変えたことで、設営時間が30分くらいかかってましたが、現在では、15分くらいで設営できます。
キャンプでは、一番の気になる設営時間というのは、重視する方が多いと思いますので、やはり別途購入をおすすめします。
重量について
やはり、デュオテントだけあって、前室と室内の居住性は申し分ありませんが、その分、重量は少し重いです。
徒歩で移動をされるキャンパーさんには、5㎏の重さだと、他のギアを少なくしないといけないデメリットがあります。
収納サイズも少し大きいという点で、持ち運びも工夫が必要になってきます。
車で移動する場合は、問題はありませんが、バックに収納する際は、不適合です。
よって、キャンプ地へ移動する際には、持ち運びも考慮してください。
まとめ
ツーリングドゥーブル・DUO-BJは、他のメーカーと比較しても、居住性が優れているテントになります。
そして、これだけ機能的にまとめられたテントは少ないと言えます。