美しい森や川に囲まれて行うキャンプ。キャンプに行くと、キャンプ飯やバーベキューといったキャンプならではのご飯が魅力的ですね。
でも、少し面倒になるのがご飯を食べた後の食器洗いです。お家に持って帰ってよりも、その場で食器洗いをしたい方が多いと思います。
皆さんは、キャンプに行った時の、食器洗いはどのようにしていますか。
実は、多くのキャンプ場では普段皆さんが使っている合成洗剤は使用できません。
その理由と、キャンプ場でぜひ使ってほしいエコ食器用洗剤について紹介していきます。
合成洗剤は地球の環境に悪い
実は、キャンプ場では合成洗剤を使っては行けないところが多いです。キャンプブームの影には、環境問題などのトラブルも多くなっています。
知識がないと知らぬ間にキャンプ場をダメにしてしまうんですね。食器洗いもその一つ。
なぜ、合成洗剤は使ってはいけないのでしょうか。
その理由は、下水施設にあります。
皆さんが、普段暮らしている家には下水施設が整っており、汚水や生活排水などは、下水施設できれいな水にしてから自然に戻されます。
しかし、自然の中にあるキャンプ場には、ほとんど下水施設が整っていません。
そのため、普段使っている合成洗剤では、そのまま川や自然に流れてしまい、自然環境に悪影響を及ぼしてしまいます。
そこで、キャンプ場では環境負荷の少ないエコ洗剤の利用が推奨されています。
ECOVER（エコベール）食器用洗剤とは
無添加素材や植物性由来のエコ洗剤にはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なエコ洗剤ECOVER（エコベール）を今回紹介します。
こちらの商品は、ヨーロッパを中心に世界40ヵ国で愛されているべルギー発の洗剤になります。
普段、皆さんが使っている合成洗剤と比べると、環境負荷の少ない洗剤です。
自然に還りボトルは100％再生プラスチックを使用
ECOVER（エコベール）は植物やミネラル由来成分を使用しているため、石油系化学物質を使用しません。
汚れた水は1週間ほどで、99％以上水と二酸化炭素に分解されます。そのため、下水施設が整っていないキャンプ場でも安心して使うことができます。
キャンプで使った食器をすぐに洗うことができれば、家に帰ってからの手間も省けますね。
その自然へのこだわりは容器にも現れています。容器は100％再生プラスチックを使っているため、環境への悪影がありません。
環境に対する、高い意識を感じられますね。
お肌にも優しい
皆さんは、合成洗剤で手荒れに悩んだことはありませんか。
私も、乾燥肌なのでゴム手袋をしていないと、食器洗いで手肌がすぐに荒れてしまいます。
ECOVER（エコベール）は、酵母から培養した植物由来の鏡面活性剤を使用し、弱酸性でお肌にも優しい成分からできています。
また、ヨーロッパの第三者機関で敏感肌テストを実施済みです。
油汚れもスッキリ
パーム・ヤシ、ナタネ、サトウキビなどの植物油を組み合わせているので、油汚れもしっかり落とします。
合成洗剤に比べると、泡切れは劣りますが、洗浄力は充分です。
ECOVERのあるキャンプ場
出典：Instagram by ecover.japan
ECOVER（エコベール）は多くのキャンプ場にも支持されています。
- 河津オートキャンプ場［静岡県］
- 西富士オートキャンプ場［静岡県］
- 温泉リゾート風の国［島根県］
- こもさわ公園キャンプ場［島根県］
- 島キャンプ場［島根県]
キャンプ場で気をつけたい食器洗い
環境負荷の少ないECOVER（エコベール）を使えば、キャンプ場でも安心して食器洗いをすることができます。
しかし、次の点を注意してキャンプでの食器洗いをしましょう。
実は食器洗い洗剤が使えないキャンプ場も‥
キャンプ場によっては、エコ洗剤を含めて食器洗い洗剤の使用が禁止されている場合もあるので、注意が必要です。
インターネットが発達して、各キャンプ施設の様子もHPやGoogleの口コミを見れる便利な時代になりました。
ぜひ行く前にルールを確認して欲しいと思います。
私の経験から言うと、お金がかからない安いキャンプ場や町や村のキャンプ場だと、洗剤が禁止で洗い場も使えないことがあります。
キッチンペーパーやティッシュペーパーで代用
キャンプ場のルールを知らずに、キャンプ場に来てから洗剤が使えないことを知ることもあるかと思います。
また、食器用洗剤が買えずに、他のもので代用できないか考えている人もいるかと思います。
そんな時には、是非以下のやり方を試してみてください。
- キッチンペーパーやティッシュペーパーで汚れを拭き取る
- 使い捨ての食器のみ使う
- サランラップを持っていき、使い終わった食器にラップをかける
工夫次第では、家に帰ってから食器を洗うことも可能です。
面倒くさいなと思うこともあるかもしれませんが、キャンプ場のマナーが悪いと、今後キャンプ場が使えなくなってしまうこともあるかもしれません。
みんなが自然のことを気にしながら、キャンプ場を長く使える努力をしていきたいですね。
まとめ
キャンプでの食器洗いについて解説しました。ECOVER（エコベール）は、合成洗剤が使えないキャンプ場で使えるだけではなく、手肌にも優しい商品です。
泡立ち方や汚れ落ちなど、普段の合成洗剤を使っている方だと物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
そのような場合は、泡立てネットや食器洗い方法を工夫することで改善することができます。ぜひ、この機会にエコ洗剤の利用を考えてみてはいかがでしょうか。
